漂う川にも等しく星は降る

短歌と詩と掌編とか日常いろいろ

詩 - いつだってわたしは

いつだってわたしは

どこまでも とべるのに

どこへだって いけるのに

だれにだって なれるのに

 

とらえてはなさないのは いつだってわたしで

いまだってがんじがらめになって

 

なにもかも だれもかれも わからなくなってしまう

 

わたしはいつだって とうめいで

わたしはいつだって まっしろで

わたしはいつだって まっくろだ