何もないところから僕らは生まれて
求めて 求められて
しあわせだね って笑い合ったのは昨日なのに
寂しさを抱えた心が今日に絡まって
ひとつになろうとして伸ばした指先は
君に触れられないまま擦り抜ける
目の前にいた君が 背中合わせに立っていて
見ようとしても見えなくて
交わりたくても交われない
届くはずなのに遠くに在って
触れてるはずなのに其処に無い
どれが真実かなんてわからないまま
事実を紡いで平静を装うけど
本当は 悲鳴をあげた僕自身が
身体を突き破って出てきてしまいそうで
昨日も 今日も きっと明日も 僕自身に怯えてる